WHITE ICHIGO(ホワイトイチゴ)化粧品の原料となる白いちご(品種:桃薫)は、GRA農場(宮城県山元町)で、先端技術を駆使して、育てられています。食の安全と、持続可能な農業のために、GLOBAL G.A.P認証を取得し、GAPに基いた生産を行なっています。
いちご職人が長年の経験で体得したいちご作りに最適な温度・湿度・日射・CO2をPCで一元自動管理し、養液を時期によってコントロールすることで、植物にとって良い環境を作り出しています。この環境制御と養液管理されたハウスの中で育てられた白いちご!たくさんの日照を浴びた白いちごは甘く、みずみずしい!
その成長過程(苗を定植、花が咲く、実をつける、収穫)を紹介していきます。
白いちごの定植
ハウスのまわりはそろそろ稲刈りの頃、”定植”作業がはじまります。 大切に育てた苗をフカフカのベットに植える作業になります。根が張りやすいように植えたら、これから約2か月後に実がなるまで、気候や成長に合わせて慎重に管理します。いよいよ緊張感が増してくる農場です!
環境にやさしい高設養液栽培を採用し、病害虫や連作障害の原因になりやすい土を使わず、ヤシ殻を砕いてフレーク状にした培地に、管を通し、養液をポンプで送り込みます。
- 定植前に、遮光密閉した高CO2濃度下に苗を24時間静置する
- 天敵を放飼する
- 微弱な紫外線照射により植物の免疫機能を引き出す
等の先端技術を駆使することで、病害虫を減らし、化学合成農薬をなるべく使わない栽培に取り組んでいます。専門の研究者が常駐し、きめ細かな安全管理を施しています。
白いちごの花が咲く
11月、宮城県山元町は寒くなってまいりました。その冷え込みとは別世界のハウス内はお花畑♬そして夜には"電照"という秋冬の風物詩。それはそれは素敵な風景で、いちごの収穫シーズン到来を知らせます。その電照時間・温度や湿度は先端技術で制御されており、いちごが美味しく実るしくみとなっています!
マルハナバチは、曇りの日でもよく飛ぶため、曇天の日が続いても、安定して受粉が行われ、形の良い美味しいいちごが収穫できます。
"桃薫"は他の品種に比べて花の数が多く、そのまま育てると、たくさん小さな実がなって株が疲れてしまうので、摘花という作業をして管理しています。
他品種に比べて花びらが大きく、ユリのようにひらひらしています。中心がもうすでにイチゴです!この実の収穫はまだあと1か月ほど。待ち遠しい時間もいとおしいです❤
白いちごの実をつける
実が膨らみ始めた
実が色づき始めた
瑞々しく熟した
白いちごの収穫
品の良い香りが漂ってきたら、それは収穫の合図!1月~5月頃まで"桃薫"を収穫しています。普通のいちごに比べて、"桃薫"は果皮が柔らかく、専用のはさみでカットします。
収穫箱に並んだ食べ頃の白いちご
「~食べる宝石~ MIGAKI-ICHIGO」として、ブランド化して販売しています。ビタミンCやポリフェノール豊富な白いちご。きめ細かな安全管理により、水で洗わずに、そのまま食べることで、香り高いおいしさを堪能できます。
白いちごを絞って、ジュースにして、加工・熟成・ろ過して、白いちごエキス*が完成!WHITE ICHIGO(ホワイトイチゴ)スキンケアコスメに配合しています。
*フラガリアチロエンシス果汁(整肌成分)